この世の中には集団活動を行うことが人々の暮らしに都合がいい場合がある、このような考え方で何気なく生活はできているのではないかと思われる。少なくとも自分の持論であるがこのようにして居る、たとえば今日我が家で当番制の（しきたり）親鸞聖人の報恩講を執り行った、報恩講とはいったい何なの、集い合った仲間（浄土真宗の門徒衆）と話合ってみた、どうも意味を知らない、わからない、複数の門徒さんがいた、今日の集いの目的はと聞くと、数人の者が顔を見合わせて笑いながら等々、それが良い悪いは別にして置きましょう、我々の社会生活の根本は諸々の事柄の目的（目指すもの）を以って営み居る、であれば一例ではあるが報恩講はなんであるかを知って集まりたい。
