往還=往復  桜の花びらが散ると何が残る?

見渡す限りに桜の雲に覆われて居た、雨の重さと風の強さに飛ばされた花弁は一夜も持たずに消えた。桜の花弁がせめて、たとえ三日間でも精一杯樹に付いて居たかっただろう、一年を通して満開の花を一瞬で終わらせる運命の花は何の為に咲かせたのだろうか、いや、桜に限らずあらゆる花は開くのは三日よりも短く、敢えて言うなれば一時間も満開の時がない花だってあります、よく知られる杉やヒノキの木の花粉、稲などの飛散による花粉も、一瞬の風雨により開花の役割を壊されてしまう。地球規模から見れば地震や火山噴火の様な自然災害では吾々人間も一瞬に壊されてしまう、自分たちを桜の花だと思い一瞬一瞬を大切に生きてい行こう。